ゲノム【(ドイツ)Genom】
現代主流となっている分子生物学的解釈によれば、ある生物種を規定する遺伝情報全体のこと。遺伝情報はすべて遺伝子を構成するDNA(デオキシリボ核酸)またはRNA(リボ核酸)の塩基配列で記述される。従...
けん‐い【権威】
1 他の者を服従させる威力。「行政の—が失墜する」「親の—を示す」 2 ある分野において優れたものとして信頼されていること。その分野で、知識や技術が抜きんでて優れていると一般に認められていること...
ケルベロス【Kerberos】
ギリシャ神話で、冥府の入口の番犬。三つの頭と蛇の尾、さらに胴体には何匹もの蛇の頭をもつとされる。ヘラクレスが12の功業の最後の仕事としてこれを素手で捕らえて地上に連れ出したが、のちにふたた...
けんえき‐しょ【検疫所】
《「けんえきじょ」とも》空港・海港にある、検疫を行う施設。厚生労働省の管理下において検疫官が配置され、渡航者や貨物の検査をする。
けってい‐けいすう【決定係数】
回帰分析において、複数の変数の相関関係を表す回帰式が、実測値をどの程度よく説明できているかを示す指標。重相関係数の2乗に等しい。0から1までの値をとり、1に近いほど精度が高い。寄与率。
げんけいしつ‐れんらく【原形質連絡】
多細胞の植物体において、細胞壁を横切って細胞間の物質輸送を担う細い管。太さ約40ナノメートル。プラスモデスム。プラスモデスマータ。
けつ‐ろん【結論】
[名](スル) 1 考えたり論じたりして最終的な判断をまとめること。また、その内容。「調査の—を出す」 2 論理学で、推論において前提から導き出された判断。終結。断案。⇔前提。
げきじょうか【撃壌歌】
《「十八史略」などにみえる故事から》中国伝説時代の五帝の一人、尭の時、老人が太平を謳歌(おうか)して、大地を足で踏み鳴らして歌ったという歌。その詞は「十八史略」に「日出而作、日入而息、鑿井而飲、...
げん‐こう【減劫】
仏語。住劫において、人間の寿命が、無量歳または8万歳から、年々または百年に1歳ずつ減じて、10歳になるまでの過程。⇔増劫。
ケー‐ちゅうかんし【K中間子】
核力を仲介する素粒子。中間子の一。1947年に宇宙線から発見。電荷は正・負・中性の3種あり、スピンは零。崩壊してμ粒子とニュートリノ、またはπ中間子になる。1964年、中性のK中間子の崩壊におい...