おすねこムルのじんせいかん【牡猫ムルの人生観】
《原題、(ドイツ)Lebensansichten des Katers Murr》ホフマンの風刺的長編小説。未完。1820年から1822年にかけて第2部までを刊行。人語を解する猫ムルの手記という...
おっとのていそう【良人の貞操】
滝井孝作の短編小説。大正12年(1923)刊行の作品集に収録。
吉屋信子の長編の通俗小説。昭和11年(1936)から昭和12年(1937)にかけて東京日日新聞、大阪毎日新聞に連載。一組の夫婦...
おたる‐うんが【小樽運河】
北海道小樽市にある運河。大正12年(1923)の完成。昭和初期にかけて、物流の要として栄えた。現在は散策路などが整えられ、観光地となっている。全長1140メートル。
おせせの蒲焼(かばや)き
(「世話を焼く」を「蒲焼き」にかけて)いらぬ世話を焼くこと。よけいなおせっかい。大きなお世話。「いらぬ—やい」〈滑・浮世床・初〉
カイロ‐こくさいえいがさい【カイロ国際映画祭】
エジプトの首都カイロで毎年11月から12月にかけて開かれる国際映画祭。第1回は1994年に開催。最高賞はゴールデンピラミッド。
カウナス‐じょう【カウナス城】
《Kauno pilis》リトアニア中央部の都市カウナスの旧市街にある城。13世紀にドイツ騎士団の侵攻に備えるために建造。幾度も騎士団による攻撃を受けたが、15世紀初め、ビタウタス大公の時代には...
がらがら‐へび【がらがら蛇】
クサリヘビ科の爬虫(はちゅう)類。体長約2メートルの毒蛇。尾端に、脱皮の際に生じる角質の環が連なり、興奮すると激しく振って音を発する。カナダ南部から南アメリカ中部にかけて分布。響尾蛇(きょうびだ)。
かなしみのにんしき【悲しみの認識】
《原題、(イタリア)La cognizione del dolore》イタリアの小説家、ガッダによる小説。1938年から1941年にかけて、文芸誌「レッテラトゥーラ」に断続的に連載。単行本は19...
カナル‐グランデ【Canal Grande】
イタリア北東部、ベネト州の都市ベネチアにある大運河。市内を二分するように、北西から南東にかけてS字形に貫く。観光客に人気があるリアルト橋をはじめ、スカルツィ橋、アカデミア橋、ローマ広場歩道橋が架...
カナダ‐も【カナダ藻】
トチカガミ科の多年生の水草。沈水性で、ほぼ3枚の葉が輪生する。雌雄異株。葉は対生または輪生し、夏から秋にかけて白い小花をつける。北アメリカの原産で、水槽に栽培。日本では、南アメリカの原産のやや大...