てき【狄】
古代中国で、匈奴(きょうど)など北方の異民族の呼称。北狄。 綱淵謙錠(つなぶちけんじょう)の長編時代小説。昭和47年(1972)から昭和48年(1973)にかけて「別冊文芸春秋」誌にて連載。...
つむ・ぐ【紡ぐ】
[動ガ五(四)]《名詞「つむ(錘)」の動詞化》 1 綿や繭(まゆ)を錘(つむ)にかけて繊維を引き出し、縒(よ)りをかけて糸にする。「糸を—・ぐ」 2 (比喩的に)言葉をつなげて文章を作る。多く、...
つまぐろ‐ひょうもん【褄黒豹紋】
タテハチョウ科のチョウ。雄雌ともに橙黄(とうこう)褐色の地に黒紋が散在し、雌は前翅(まえばね)の外縁が黒い。アフリカからアジアの温熱帯地域に広く分布。日本では沖縄から近畿にかけてみられたが、近年...
テネハパ【Tenejapa】
メキシコ南東部、チアパス州の町。サンクリストバルデラスカサスの北東約20キロメートルに位置する。マヤ語系の先住民ツェルタル族が多く居住。毎年2月末から3月初めにかけて行われるカーニバルが有名。
ちょうじゅうぎわ【鳥獣戯話】
花田清輝の小説集。昭和35年(1960)から昭和37年(1962)にかけて、「群像」誌に発表された3編の歴史小説「群猿図」「狐草紙」「みみずく大名」からなる。昭和37年(1962)刊行。第16回...
ちょうじつ‐しょくぶつ【長日植物】
日照時間が長くなると花をつける植物。暗期が一定時間以下になると花芽を形成する。ホウレンソウ・アブラナ・小麦など、春から夏にかけて花の咲く植物に多い。→短日植物
ちょうせん‐いたち【朝鮮鼬】
イタチ科の哺乳類。朝鮮半島の原産で、昭和初期に日本に移入され、九州から関西にかけて野生化している。
ちょう‐せい【長征】
[名](スル) 1 長期間・長距離にわたり遠征すること。遠くまで征伐に行くこと。 2 1934年から1936年にかけて行われた紅軍(中国共産党軍)の大移動。国民党軍に包囲された紅軍が江西省瑞金の...
ちょうせんはんとうゆうじ‐みつやく【朝鮮半島有事密約】
昭和35年(1960)1月の日米安保条約改定の際に日米政府間で交わされた密約。朝鮮半島で有事が発生した場合、在日米軍が日本国内の米軍基地を使用して事前協議なしに直ちに出撃できるとした。平成21年...
チュルク‐ご【チュルク語】
《Turkic》アルタイ諸語に属し、トルコ語およびこれと同系の諸言語の総称。中央アジアを中心に黒海沿岸から東シベリアにかけて広く分布している。