パリのひみつ【パリの秘密】
《原題、(フランス)Les Mystères de Paris》シューの長編小説。日刊紙ジュルナル‐デ‐デバに、1842年から1843年にかけて連載された、著者の代表作。
はりのごとく【鍼の如く】
長塚節による連作短歌。大正3年(1914)から4年(1915)にかけて、短歌雑誌「アララギ」に発表。
はり‐もぐら【針土竜】
単孔目ハリモグラ科の哺乳類。体長35〜50センチ、尾はごく短い。全身、特に頭から背中にかけて太い針状の毛で覆われる。長い吻(ふん)と舌をもち、シロアリ・アリを主食とする。卵生。オーストラリア・タ...
はりま‐なべ【播磨鍋】
1 播磨産の銅製の鍋。熱を伝えるのがはやいという。「—買はしませ、釜も候ふぞ」〈七十一番職人歌合・上〉 2 尻の軽い浮気な女。早く煮えることを「尻が早い」にかけていう。「助平めが、—めが」〈伎・...
パリもゆ【パリ燃ゆ】
大仏次郎による歴史ノンフィクション。1871年のパリコミューンの足跡を膨大な資料をもとに描く。昭和36年(1961)から昭和38年(1963)にかけて「朝日ジャーナル」に連載。次いで昭和39年(...
パリこうきょうきょく【パリ交響曲】
《原題、(ドイツ)Pariser Sinfonien》ハイドンの交響曲第82番から第87番までの通称。全6曲。1785年から1786年にかけて作曲。通称はパリに新設された管弦楽団コンセール‐ド‐...
はる【遥】
[形動ナリ]遠くまで眺望が開けているさま。はるか。多く「目もはるに」の形で「芽も張る」の意にかけて用いている。「紫の色濃き時は目も—に野なる草木ぞわかれざりける」〈伊勢・四一〉
はる【春】
島崎藤村の自伝的長編小説。明治41年(1908)東京朝日新聞に連載ののち、同年に自費出版。著者自身や北村透谷、平田禿木ら「文学界」創刊当時の同人たちをモデルに、青春の熱情と挫折を描く。 《(...
パラミディ‐ようさい【パラミディ要塞】
《Palamidi/Παλαμήδι》ギリシャ、ペロポネソス半島北東部の都市ナフプリオンにある要塞跡。ベネチア共和国時代の17世紀末から18世紀初頭にかけて、市街南東部の標高216メートルの丘の...
バブル‐じだい【バブル時代】
日本で、1980年代後半から1990年代初頭にかけて起こった好況期のこと。→バブル経済