せいふんぼ‐きょうかい【聖墳墓教会】
《Church of the Holy Sepulchre》エルサレム旧市街にあるキリスト教各派が聖地とする教会。カトリック教会・東方正教会・コプト教会などによって共同管理され、正教会では復活教...
せいぼたいかん【聖母戴冠】
《原題、(イタリア)Incoronazione della Vergine》フラ=アンジェリコの絵画。板にテンペラ。フィエーゾレのサンドメニコ修道院の祭壇画として描かれたもの。パリ、ルーブル美術...
せち‐べん【世知弁】
[名・形動ナリ] 1 《八難の一である「世智弁聡」の略》世渡りの知恵にたけていること。また、そのさま。「内々は—にて、心まさなく厳しく精練なりけるままに」〈米沢本沙石集・三〉 2 勘定だかいこと...
せっしょく‐しょう【窃触症】
性嗜好障害の一つ。同意なく他人の身体を触ったり、自分の身体を他人にこすりつけたりすることで性的に興奮するもの。いわゆる痴漢行為の病名。窃触障害。
せん‐ぞく【氈褥】
《「ぞく」は「じょく」の直音表記》毛織りの敷物。「—料にこそはならめ」〈枕・一〇三〉
せんしょく‐こうか【浅色効果】
物質の吸収スペクトルが短波長側にずれる現象。分子構造の変化に伴いスペクトルが移動する。染料にこの効果をもつ分子を用いると、色が浅くなる効果がある。⇔深色効果。
セリミエ‐モスク【Selimiye Mosque】
トルコ北西部の都市エディルネの旧市街中央部にあるイスラム寺院。16世紀、オスマン帝国のスルターン、セリム2世により、宮廷建築家ミマール=スィナンの設計で建造された。スィナン自ら最高傑作と称し、...
セレンディピティー【serendipity】
求めずして思わぬ発見をする能力。思いがけないものの発見。運よく発見したもの。偶然の発見。 [補説]英国の作家ホレス=ウォルポール(1717〜1797)の造語。ウォルポール作の寓話The Thre...
セネガ【senega】
ヒメハギ科の多年草。高さ20〜30センチ。笹のような葉が多数互生する。6月ごろ白い小花が穂状に咲く。根は薬用。北アメリカの原産で、名は毒蛇の咬傷(こうしょう)にこれを薬用したセネカ族にちなむという。
せつ‐せつ【屑屑】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 こせこせと小さな事にこだわるさま。「—たる小人物」 2 せわしく働くさま。「—として励む」 3 雨などが細かく降るさま。「—として梢を濡らす」