と‐ぶさ【鳥総】
木のこずえや、枝葉の茂った先の部分。昔、木を切ったあとに、山神を祭るためにその株などにこれを立てた。「—立て足柄山(あしがらやま)に船木伐り木に伐り行きつあたら船木を」〈万・三九一〉
ドッヂビー【Dodgebee】
布素材でできたフライングディスクの商標名。また、それを使用したゲームやスポーツのこと。ドッジボールやキックベースなどで、ボールの代わりにこのディスクを用いて行う。
トミージョン‐しゅじゅつ【トミージョン手術】
損傷した肘の靭帯(じんたい)を切除し、そこに正常な腱(けん)を移植する手術。野球の投手が多く受ける。名称は、最初にこの手術を受けた米国の投手トミー=ジョンにちなむ。側副靭帯再建手術。
年(とし)寒(さむ)くして松柏(しょうはく)の凋(しぼ)むに後(おく)るるを知(し)る
《「論語」子罕(しかん)から》寒い冬にこそ、他の植物がしおれても、松や柏(このてがしわ)は緑を保っていることがわかる。人の真価は艱難(かんなん)にあって初めて知られるたとえ。
トス‐フェイント【toss feint】
バレーボールで、トスするように見せかけて、相手陣営の選手のいないところにコントロールよく緩いボールを落とす戦法。
ドミニコ‐かい【ドミニコ会】
カトリック修道会の一。1216年、ドミニクスが創立した托鉢(たくはつ)修道会。清貧生活を旨とし、学問と教育を重んじて説教による異端者の帰正に努めた。日本には17世紀初頭に渡来。ドミニコ修道会。
とりのふん‐だまし【鳥の糞騙/擬鳥糞蜘蛛】
コガネグモ科のクモ。体長約1センチ。腹部は横に大きく膨らみ、黄白色で、葉に脚を縮めて止まっているようすが鳥の糞のように見える。日没後に網を張り、日の出前にこわす。
ドリッパー
《coffee dripperから》コーヒーをたてる器具。綿ネルのこし袋やペーパーフィルターにコーヒー粉を入れ、熱湯を注いでコーヒー液を浸出させる。コーヒードリッパー。 [補説]ドリップしたコー...
とや‐で【鳥屋出】
1 鳥屋の中にこもっていたタカが、羽毛が抜け替わって、鳥屋から出ること。 2 鳥が巣や鳥小屋から飛び出していくこと。「—のわしが餌(ゑ)にかつゑ」〈浄・吉岡染〉 3 梅毒をわずらっていた遊女が治...
ドライ‐ラボ【dry lab】
1 物理・化学の実験を、装置や薬品の代わりにコンピューターを用いて模擬的に行うこと。またはそのための設備。 2 医療分野における手術手技の練習のため、動物の心臓や眼などの器官の代わりに用いられる...