たかはり‐ぢょうちん【高張り提灯】
長いさおの先につけて高く掲げる提灯。祝儀・不祝儀・祭礼・非常時などに用いた。高張り。高提灯。
たか‐ひざまずき【高跪き】
両ひざを地につけて腰を伸ばした姿勢。また、その姿勢をとること。「—といふ居ずまひに」〈枕・五六〉
たか‐やか【高やか】
[形動ナリ] 1 物の丈や高さなどがいかにも高く感じられるさま。「—なる萩につけて」〈源・夕顔〉 2 声や音などがいかにも大きく感じられるさま。「御車のうちより、—に神楽歌をうたはせ給ひしは」〈...
たくわ・える【蓄える/貯える】
[動ア下一][文]たくは・ふ[ハ下二] 1 金銭や品物などを、のちに役立てるために大切にためておく。「子供の学資を—・える」「食糧を—・える」 2 知識・力などを、必要に応じて発揮できるように身...
たけしま‐ゆり【竹島百合】
ユリ科の多年草。高さ約1メートル。葉は輪生。春の終わりごろ、花びらが厚く、黄橙色で内側に赤い点のある大花をやや下向きにつける。観賞用。鬱陵(うつりょう)島の原産。
たけに‐ぐさ【竹似草/竹煮草】
ケシ科の多年草。山野や荒地に生え、高さ1〜2メートル。茎は中空で、葉は菊に似て大きく、裏面が白い。茎や葉に有毒の黄褐色の汁を含む。夏、白色の小花を多数円錐状につける。チャンパぎく。《季 夏》
たけのこ‐ぞく【竹の子族】
昭和55年(1980)ごろより、東京都渋谷区原宿の歩行者天国で、派手な衣装を身につけ、音楽に合わせて踊った若者たち。名称は、衣装を扱っていた洋品店「ブティック竹の子」からという。
たずさ・える【携える】
[動ア下一][文]たづさ・ふ[ハ下二] 1 手にさげて、また、身につけて持つ。「手土産を—・えて訪問する」 2 連れ立って行く。伴う。「家族を—・えて渡米する」 3 (「手を携える」の形で)手を...
たたみ【畳】
1 和室の床に敷くもの。わらを重ねて麻糸で締めた床(とこ)に、藺草(いぐさ)で編んだ表をつけ、ふつう、両縁に布でへりをつける。 2 履物の表につける、藺草・籐(とう)・竹の皮などで編んだもの。 ...
たたみ‐おもて【畳表】
藺草(いぐさ)の茎などと麻糸とで織ったござ。畳の表につける。産地により備後(びんご)表・琉球表などがある。