ニトリド【Nitrid】
⇒窒化物
ニトリル【nitrile】
1 炭化水素基の炭素原子にシアノ基-C≡Nが結合した化合物。カルボニトリル。 2 一価の基、NO2のこと。
ニトリロトリ‐さくさん【ニトリロトリ酢酸】
《nitrilotriacetic acid》アンモニアとモノクロロ酢酸から得られる白色粉末。重金属、アルカリ土類金属と水溶性の安定錯塩をつくる。アンモニア三酢酸。NTA。
ニトロ【nitro】
1 -NO2で表される一価の基。ニトロ基。 2 「ニトログリセリン」に同じ。
ニトロエタン【nitroethane】
ニトロ化合物の一。油状の無色の液体。果実のような芳香をもつ。工業的にプロパンと硝酸を加熱してニトロ化することで生産される。アルカリ金属との塩は爆発性がある。有機溶剤、燃料、医薬品の原料などに用い...
ニトロ‐か【ニトロ化】
有機化合物の分子中の水素原子をニトロ基に置換する化学反応。ニトロ置換。
ニトロ‐かごうぶつ【ニトロ化合物】
ニトロ基をもつ化合物の総称。特に有機化合物をいい、ニトロベンゼン・ニトログリセリンなど、染料や爆薬として重要なものが多い。
ニトロ‐き【ニトロ基】
《nitro group》「ニトロ1」に同じ。
ニトログアニジン【nitroguanidine】
グアニジンの窒素原子をニトロ基に置換した有機化合物。トリプルベース火薬という無煙火薬の基剤として用いられる。
ニトログリセリン【nitroglycerin/nitroglycerine】
グリセリンの硝酸エステル。グリセリンを硝酸と硫酸の混合物で処理して得られる無色の油状液体。わずかの衝撃でも爆発し、威力は大きい。ダイナマイト・無煙火薬の原料。血管拡張作用があり発作が緩解されるの...