かくり‐ぶんぷ【隔離分布】
生物学で、ある種が離れた場所に不連続に分布していること。かつては広域に分布していたが、気候や海水面の変動などによって、不連続に残存する例や、元はある領域に分布していた種が大陸移動によって離れて分...
かくぶんれつ‐れんさはんのう【核分裂連鎖反応】
外から中性子の供給を受けることなく、核分裂反応が連続して起こる現象。ウランやプルトニウムなどの核分裂性物質は、原子核が中性子を1個吸収して核分裂を起こし、2〜3個の中性子を放出する。この中性子が...
かくにん‐しんようじょう【確認信用状】
信用状の発行銀行の依頼によって、輸出地の銀行などが発行する信用状。もとの信用状によって振り出された手形の引き受け・支払いを、さらに保証するもの。
かんわ‐げんしょう【緩和現象】
外的作用によって平衡状態の乱れた物質系が、内部運動によってしだいに平衡状態に戻る現象。
きしつせい‐きょうしんしょう【器質性狭心症】
動脈硬化によって冠状動脈が狭窄(きょうさく)し、血流量が不足することによって起こる狭心症。
かいよう‐しんそうすい【海洋深層水】
太陽光の届かない水深200メートル以上の深海に分布する水。地球上にある水の約90パーセントが深層水だといわれる。成分は場所によって異なるが、表層水に比べ低温で安定している。また、光合成が行われな...
クトゥビア【Koutoubia】
モロッコ中部の都市マラケシュの旧市街の西側にある尖塔(ミナレット)。高さ約77メートル。12世紀、ムワッヒド朝の創始者アブド=アルムーミンによって建設がはじまり、孫のヤークーブ=アル=マンスール...
くみ‐あい【組合】
1 (組み合い)互いに組みついて争うこと。組み打ち。「取っ—」 2 共通の目的のために何人かが寄り合って仲間を作ること。また、その人々。組。「まさか一人じゃあるまい。—か」〈鴎外・普請中〉 3 ...
クオーク‐の‐とじこめ【クオークの閉(じ)込め】
クオークは単独の自由粒子として存在しないという性質。クオークは、直接観測にかからない色荷(カラーチャージ)とよばれる自由度をもち、強い相互作用によって結びついてハドロンを構成する。量子色力学によ...
クラス‐スイッチ【class switch】
抗体の産生を担うB細胞が、抗原などの刺激によって、複数の異なる種類(クラス)の免疫グロブリン(抗体として機能するたんぱく質)を合成するようになること。クラス転換。→体細胞高頻度突然変異 [補説]...