さんぶ‐さく【三部作】
三つの独立した部分から成立する一つの作品。ダンテの「神曲」における「地獄編」「煉獄編」「天国編」など。また、一貫した主題や筋によって相互に関連をもつ三つの作品。夏目漱石の「三四郎」「それから」「...
サンバルテルミー‐の‐ぎゃくさつ【サンバルテルミーの虐殺】
《(フランス)Saint-Barthélemy》1572年8月24日(聖バルテルミーの祝日)の未明、パリに集まっていたユグノー(新教徒)が、カトリーヌ‐ド‐メディシスらによって虐殺された事件。3...
さんぶに‐じとう【三分二地頭】
鎌倉時代、地頭職の分割相続によって、その3分の2を領有する地頭。→一分地頭
さん‐はんきかん【三半規管】
円口類以外の脊椎動物の内耳にある三つの半環状の管。互いに直角に組み合わされており、中がリンパ液で満たされ、その動きによって回転の方向を立体的に知ることができる。平衡感覚をつかさどる。→半規管
さんばがわ‐へんせいたい【三波川変成帯】
関東山地にはじまり、中央構造線の南側を天竜川流域・紀伊半島・四国を経て九州に至る、結晶片岩からなる地帯。1億〜8000万年前の造山運動によって形成したといわれ、群馬県南部の三波川流域にみられるも...
ざんぼう‐りつ【讒謗律】
明治8年(1875)明治政府によって公布された言論統制令。自由民権運動の隆盛に伴う政府批判を規制するため、人を誹謗(ひぼう)する文書類を取り締まった。
さん‐ない【三内】
悉曇(しったん)学で、子音をその調音位置によって三つに分類したもの。喉内・舌内・唇内の称。
サン‐ドニ【Saint-Denis】
フランス、パリ北郊、セーヌ‐サン‐ドニ県の都市。セーヌ川とウルク運河を結ぶサンドニ運河に面し、工業が盛ん。フランス歴代の王が埋葬されたサンドニ大聖堂がある。
インド洋、フランスの海外県レユニ...
さん‐ねつ【産熱】
動物が体内で熱をつくり出すこと。基礎代謝、筋肉の収縮、ホルモンの作用などによって起こる。また、その熱。
さん‐ぱい【三輩】
仏語。無量寿経で、阿弥陀仏の浄土に往生する者を、その行いの深浅によって3種に分けたもの。上輩・中輩・下輩。