さ‐し【砂嘴】
海中に細長く突き出た地形。半島や岬の地形の入り込んだ部分に、沿岸流によって運ばれた砂礫(されき)が堆積(たいせき)して形成される。しゃし。
さがら‐め【相良布】
静岡県の駿河湾に東面する相良地方に産する海藻カジメのこと。《季 春》 [補説]1990年代頃から環境の変化によって枯渇、藻場の機能がなくなったところから、アワビ・イサキ・アジなどの漁獲量も激減し...
さか‐つ‐こ【造酒児/造酒童女】
大嘗祭(だいじょうさい)のとき、神に供える御酒(みき)を斎庭(ゆにわ)で醸(かも)す少女。斎田に決められた郡の郡司の未婚の娘から卜定(ぼくじょう)によって選ばれた。
さじん‐あらし【砂塵嵐】
砂やちりが強い風によって激しく空に吹き上げられる現象。砂嵐。《季 春》
さいみん‐りょうほう【催眠療法】
患者を催眠状態にすることによって行う心理療法。暗示をかけて治療を行ったり、深層に隠れている原因を探ったりする。
ざい‐みょう【在名】
1 在所の名。ざいめい。 2 住む土地の名をとってつけた名前。ざいめい。「『わたくしが住みかが、粟田口と申すによって、あはた口と申しまする』『ふん、さては是は—でおぢゃるの』」〈狂言記・粟田口〉
さいむ‐めいぎ【債務名義】
一定の私法上の給付義務およびこれに対する請求権の存在を証明し、法律によって執行力を付与された公の文書。給付判決・支払い命令・公正証書など。執行名義。
さいぼうばいよう‐ワクチン【細胞培養ワクチン】
細胞培養によって製造されたワクチン。哺乳動物や昆虫の細胞を使って、ワクチンの製造に必要なウイルスを培養する。大量のワクチンを短期間に製造できるため、インフルエンザの大流行に備えて製造施設の整備が...
さい‐もん【祭文】
1 祭りの際に、神にささげる祝詞(のりと)。中世以降、山伏修験者によって芸能化され、近世には、門付け芸に移っていった。さいぶん。 2 歌祭文(うたざいもん)のこと。 3 「祭文語り」の略。→歌祭...
さい‐ほけん【再保険】
保険者が保険契約によって引き受けた責任の一部または全部を、さらに他の保険者に引き受けさせることを目的とする保険。危険分散の方法の一つとして行われる。