だれ‐それ【誰某】
[代]《古くは「たれそれ」》不定称の人代名詞。具体的な名をあげないで人をさしたり、名のわからないときに人をさしたりする語。なにがし。「—に聞いた話」「—とかいう人も来ていた」
ちゅう‐にゅう【注入】
[名](スル) 1 液体などをそそぎ入れること。つぎこむこと。「ライターにガスを—する」 2 多くのものを1か所に集中的に送り込むこと。「全精力を—する」 3 知識などを詰め込むこと。
だらに‐すけ【陀羅尼助】
キハダやニガキなどの木皮の煎(せん)じ汁を濃縮して干した薬。きわめて苦く、腹痛に用いる。僧が陀羅尼を誦するとき眠けを防ぐために口に含んだという。吉野の大峰山から全国に普及した。だらすけ。
だらり【陀羅尼】
《「だらに」の音変化》陀羅尼鐘(だらにがね)のこと。特に、京都建仁寺東鐘楼の百八陀羅尼鐘をいう。「どんどんぐりのづしを出づれば建仁寺、—が鳴るぞ、だらつくまいぞ」〈浄・女腹切〉
ちゅう‐えい【虫癭】
昆虫やダニが植物に産卵・寄生して分泌物を出した結果、植物組織が異常発育してできるこぶ状のもの。五倍子(ふし)・没食子(もっしょくし)など有用なものもある。むしこぶ。
ちょうしんせい‐はいけいニュートリノ【超新星背景ニュートリノ】
宇宙誕生以来、繰り返されてきた超新星爆発によって、宇宙全体に蓄積しているニュートリノ。このニュートリノの信号は非常に微弱なため未検出であるが、スーパーカミオカンデの純水にガドリニウム化合物を溶か...
たにがわ
上越新幹線で運行されている特別急行列車の愛称。平成9年(1997)運行開始。東京・越後湯沢(冬季はガーラ湯沢)駅間などを結ぶ。2階建て車両E4系が使用される際の名称は「Max(マックス)たにがわ」。
つぶ‐と
[副] 1 ずれやすきまのないさま。ぴったり。びっしり。「みちのくにがみを—おさせ給へりけるが」〈大鏡・伊尹〉 2 すっかり覆うさま。すっぽり。「二条の大路の—煙みちたりしさまこそめでたく」〈大...
つかま・せる【掴ませる】
[動サ下一][文]つかま・す[サ下二] 1 つかむようにさせる。つかます。「赤ん坊にがらがらを—・せる」 2 賄賂(わいろ)を受け取らせる。にぎらせる。つかます。「金を—・せて口止めする」 3 ...
つのしま‐おおはし【角島大橋】
山口県西部、下関市豊北町神田と同町角島間に架かる橋。全長1780メートル。平成12年(2000)完成。沖縄県国頭(くにがみ)郡今帰仁(なきじん)村の古宇利(こうり)島と名護市の屋我地(やがじ)島...