むしけん‐けんてい【無試験検定】
特定の資格がある者に対して、試験をしないで検定を受けた扱いをすること。
むしこうせい‐アンテナ【無指向性アンテナ】
《omnidirectional antenna》指向性をもたないアンテナ。電波の送受信で、全方向に対して同等の強度・感度をもつものを指す。無線LANなどで使用される。オムニアンテナ。→指向性アンテナ
むし‐ぶんれつ【無糸分裂】
細胞分裂の際に核の中に紡錘体や染色体などが形成されることなく、核が単純にくびれて2分裂される分裂法。有糸分裂に対していい、変性した細胞の退行現象とされる。直接分裂。
む‐しん【無心】
[名・形動] 1 無邪気であること。また、そのさま。「—の勝利」「—な子供」 2 意志・感情などの働きがないこと。「—の草木」 3 仏語。 ㋐心の働きが休止していること。 ㋑一切の妄念を離れた...
むしん‐れんが【無心連歌】
優雅な趣きを重んじる有心(うしん)連歌に対して、無心体の連歌。栗(くり)の本(もと)。
むしん‐ろん【無神論】
1 神の存在を否定する立場。自然主義・唯物論・無神論的実存主義などがこれに属する。⇔有神論。 2 人格神論(有神論)に対して、汎神論・理神論などをいう。
むすめ‐やく【娘役】
演劇・映画などで、娘に扮(ふん)する役。宝塚歌劇団では、男を演じる男役に対して、女を演じる俳優をいう。
むていこう‐しゅぎ【無抵抗主義】
社会的不正・圧政などに対して、非暴力的手段によって抵抗する主義。トルストイ・ガンジーなどが主張。非暴力主義。
むふんべつ‐ち【無分別智】
仏語。相対的な主観・客観の分別を離れた真実の智慧。識別・弁別する分別智に対して、それを超えた絶対的な智慧をいう。
むほん‐ぎ【謀反気】
世間の風潮や人に対して反抗しがちな気質。「汝が痩せしからだはすべて—のかたまりなりといわれてしこと」〈啄木・一握の砂〉