ぬの‐ぼり【布掘り】
建築物の基礎工事で、壁や土台の下となる部分を溝状に細長く掘ること。丁字(ちょうじ)掘り。→総掘り →壺掘り
ぬの‐まき【布巻(き)】
1 織り上がった布に折り目やしわのできるのを防ぎ、縦糸と横糸のゆがみを正すために、布を木製の棒や鉄板に巻きつけること。 2 「千巻(ちま)き」に同じ。
ぬの‐マスク【布マスク】
マスク2のうち、ガーゼなど布製のもの。
ぬの‐まるた【布丸太】
建築の足場や仮板囲いなどの柱を横につなぐ丸太。
ぬの‐め【布目】
1 布地の縦糸・横糸の織り目。 2 布の織り目のような模様。 3 瓦や陶器で、型抜きしやすくするために型に敷いた布の織り目が残ったもの。陶器では一種の装飾として用いられるようにもなった。
ぬのめ‐がみ【布目紙】
布目模様があらわれるように加工した紙。羅文紙(らもんし)。
ぬのめ‐がわら【布目瓦】
布目の跡のある屋根瓦。製造時に用いた布の織り目が残ったもので、奈良・平安時代の瓦に多くみられる。
ぬのめ‐ぞうがん【布目象眼】
象眼技法の一。地金に布目状の筋を彫り、その部分に薄く延ばした金属をかみこませて平面にしたもの。
ぬのめ‐ぬり【布目塗(り)】
素地(きじ)に漆を塗布した布・紗(しゃ)をあて、上から摩擦して布目を転写し模様をつける漆塗り技法。