ねび‐びと【ねび人】
年をとった人。また、年をとり、経験豊かな人。「—どもは、いとあやしく心得がたく思ひ惑はれけれど」〈源・総角〉
ねび‐まさ・る【ねび勝る】
[動ラ五(四)] 1 年齢よりも大人びている。「黙ってお澄の真心に触れ温まっている、と云うような—・った心にもなれず」〈里見弴・多情仏心〉 2 成人するに従ってりっぱになる。「院もいと清らに—・...
ねび‐もの【ねび者】
大人びた人。老成した人。「兄十郎は—にて粗忽せぬ生まれ付き」〈浄・会稽山〉
ネビュラ【nebula】
「星雲」に同じ。
ネビュラ‐しょう【ネビュラ賞】
文学賞の一。1965年創始。アメリカSFファンタジー作家協会が、過去2年以内に米国で発表されたSF小説を対象に選考・授与する。世界的なSF文学賞としては、ヒューゴー賞と知名度を二分する。
ねび‐ゆ・く【ねび行く】
[動カ四]次第に成長していく。大人になっていく。「—・かむさま、ゆかしき人かな」〈源・若紫〉
ね‐びらき【値開き】
売値と買値とに差があること。品物によって高い安いの差があること。また、その額。「産地により—がある」
ね‐びる【沢蒜/根蒜】
野蒜(のびる)の別名。
ねび・る
[動ラ下二]若さがなく年寄りじみている。ふけてみえる。「鼻などもあざやかなる所なう—・れて、にほはしき所も見えず」〈源・空蝉〉