ねんごろ‐き・る【懇ろ切る】
[動ラ四]縁を切る。男女の関係を断つ。「傾城なれば飽いた時は—・る」〈浄・用明天王〉
懇(ねんご)ろにな・る
親しい仲になる。特に、男女が情を通じる間柄になる。
ねんごろ‐ぶん【懇ろ分】
親しい間柄の人。特に、男色の関係を結んでいる人。「役者仲間に—を求めて」〈浮・男色大鑑・七〉
ねん‐さ【年差】
月の黄経に現れる周期的な摂道の一。振幅0.19度、周期は1近点年(365.2596日)。地球軌道が楕円形であるため、月と太陽との距離も変化し、太陽の月に及ぼす引力にも変化が起こることによる。
ねん‐さい【年歳】
《中国の周では「年」、夏(か)では「歳」の字を用いたというところから》とし。年。
ねん‐さい【燃犀】
物事をよく見抜くこと。中国、東晋(とうしん)の温嶠(おんきょう)が、犀の角を燃やして深淵を照らし、水中の怪物の姿を見たという「晋書」温嶠伝の故事による。
ねん‐さん【年三】
⇒年星(ねそう)
ねん‐さん【年産】
1年間の生産高。「—百万トン」
ねん‐ざん【年算】
《「ねんさん」とも》とし。よわい。年齢。「—の賀(=長寿の祝い)」
ねん‐ざ【捻挫】
[名](スル)手や足などの関節に無理な力がかかり、外れかかって靭帯(じんたい)や腱(けん)が損傷された状態。痛み・腫(は)れなどを伴う。「足首を—する」