のべ‐ずり【延べ磨り】
蒔絵(まきえ)で、文様を描いて金銀粉・色粉などをまき終わったあと、その上に漆を塗ること。
のべ‐た・てる【述べ立てる】
[動タ下一][文]のべた・つ[タ下二]あれこれと盛んに述べる。しきりに述べる。「よどみなくプランを—・てる」
のべ‐たら
[副]切れ目なくだらだらと続くさま。のべったら。「説教が—に続く」
のべ‐だか【延高】
江戸時代、年貢率の低い知行所から高い知行所に移った場合の、年貢高の増加分に対応した知行高のこと。→込高(こみだか)
のべつ
[副]絶え間なく続くさま。ひっきりなしに。「—話している」「—に働いている」
のべ‐つぼ【延(べ)坪】
建物の各階の床面積を合計した坪数。→建坪
のべつ‐まくなし【のべつ幕無し】
[副]《芝居で幕を引かずに演技を続ける意から》ひっきりなしに続くさま。「—に口を動かす」「—愚痴(ぐち)を言う」→のべつ [補説]文化庁が発表した「国語に関する世論調査」で、「ひっきりなしに続く...
述(の)べて作(つく)らず
《「論語」述而から》古人の言動を伝え、述べるだけで、作り話はしない。天下の道理は、古人の論説中にすべて包含されているという意。孔子が学問に対する自分の態度を語った言葉。
のべ‐とりひき【延(べ)取引】
代金をすぐに支払わず、一定期間をおいて決済する取引。延べ。
のべ‐にっすう【延(べ)日数】
ある一つの仕事に要した日数を、仮に1人で仕上げるものとして換算した日数。例えば、3人で5日かかった仕事の延べ日数は15日。