まが‐ごと【禍事/禍言】
《「まがこと」とも》凶事。災難。また、不吉な言葉。「天(あめ)のまがつひといふ神の言はむ—に」〈祝詞・御門祭〉
まがね‐ふく【真金吹く】
[枕]鉄鉱を鋳て吹き分ける意から、鉄の産地であった「吉備(きび)」「丹生(にふ)」にかかる。「—丹生のま朱(そほ)の色に出て言はなくのみそ我(あ)が恋ふらくは」〈万・三五六〇〉
マイソール【Mysore】
インド南部、カルナータカ州の都市。デカン高原南部に位置する。イスラム教徒のマイソール王国が北約10キロメートルにあるシュリーランガパトナを都として栄えたが、18世紀末反英戦争に敗れ、英国の支配下...
マグダレナ‐とう【マグダレナ島】
《Isla Magdalena》チリ南端部、マゼラン海峡にある無人島。マガジャネス州に属す。プンタアレナスの北東約35キロメートルに位置する。12万羽ものマゼランペンギンが集まる繁殖地で、周辺海...
マクドナルド【Ross Macdonald】
[1915〜1983]米国の推理小説家。本名はケネス=ミラー(Kenneth Millar)。ハメットやチャンドラーのハードボイルドを継承する簡潔で力強い文体で、社会の闇や人間の心理を巧みに描い...
マクデブルク‐の‐はんきゅう【マクデブルクの半球】
1657年にドイツのマクデブルク市長で物理学者のゲーリケが行った、大気圧の存在を示す実験。2個の金属製の半球を密着させ、内部の空気を抜いて真空にし、これを左右8頭ずつの馬に引かせ、容易に引き離せ...
マグヌス‐こうか【マグヌス効果】
流体中を回転しながら進む物体に対して、流れと直角の方向に流体から力が作用する現象。ドイツのマグヌス(H.G.Magnus)が砲弾についてこの現象を研究した。
マグダラのマリア‐きょうかい【マグダラのマリア教会】
《Church of Maria Magdalene》パレスチナ地方の古都エルサレム東部のオリーブ山の中腹にあるロシア正教会の教会。19世紀にロシア皇帝アレクサンドル3世により建造。七つの金色の...
マクマード‐いりえ【マクマード入江】
《McMurdo Sound》南極のロス海西部にある小湾。東に米国のマクマード基地があるロス島、西にビクトリアランド、南にロス棚氷が位置する。夏季は海氷がないため、船舶による接岸が容易。マクマード湾。
マクファーソン‐ストラット【Macpherson strut】
自動車の前輪独立懸架の一型式。キングピン(前車軸と車輪を固定するピン)がそのまま上方に延びて、伸縮するストラット(柱)状になっているもの。スプリングはストラットの周囲にコイルを巻くのが普通だが、...