ごうけしだい【江家次第】
平安後期の有職故実書。21巻。そのうち巻16・巻21は欠本。大江匡房(おおえのまさふさ)著。天永2年(1111)成立。関白藤原師通(ふじわらのもろみち)の依頼により、朝廷の儀式・礼法などを詳記し...
こう‐えん【紅炎/紅焔】
1 くれないの炎。 2 太陽の彩層からコロナの中に立ち上る炎状のガス。皆既日食のときは望遠鏡で、平時は分光望遠鏡で見ることができる。形や大きさはさまざまで、寿命は数分から数か月に及ぶものまである...
ごう【壕】
[人名用漢字] [音]ゴウ(ガウ)(呉) [訓]ほり 城のまわりの堀。敵を防ぐために掘った溝や穴。「塹壕(ざんごう)・防空壕」
シーケンス【sequence】
《「シークエンス」とも》 1 連続。連続して起こる順序。 2 映画やテレビで、一続きのシーンによって構成される、ストーリー展開上の一つのまとまり。「6シーン23カットの—」 3 機器を自動制御す...
シーズニング【seasoning】
1 調味料。塩・砂糖・しょうゆといった基本調味料から、香辛料・薬味・ソース類など広範囲のものまでいう。 2 慣らすこと。特に、紙や木材などを伸縮防止のため、室内の湿度に慣らすこと。また、鉄製の鍋...
くち‐のみ【口飲み/口呑み】
容器に入った水や酒などを、小さな器に移さずにそのまま飲むこと。「徳利から—にする」
シント‐ニクラース【Sint-Niklaas】
ベルギー北西部、東フランドル州の都市。フランス語名サンニコラ。アントウェルペンの南西約20キロメートルに位置する。市街中心部のマルクト広場は、同国最大の広場であり、巨大なクリスマスツリーが飾られ...
シンチレーション【scintillation】
1 星のまたたき。 2 放射線が蛍光物質に衝突したとき、短時間発光する現象。また、その光。 3 受信電波の強さが、平均値の前後で不規則に変動すること。
しんぱん【審判】
《原題、(ドイツ)Der Prozeß》カフカの長編小説。未完。1925年に遺稿として刊行された。銀行員ヨーゼフ=Kが、理由もわからないまま逮捕・起訴され、死刑になるまでを描いた不条理小説。題名...
しん‐にょ【真如】
《(梵)tathatāの訳》仏語。ありのままの姿。万物の本体としての、永久不変の真理。宇宙万有にあまねく存在する根元的な実体。法性(ほっしょう)。実相。