たばかり‐ごと【謀り事】
はかりごと。謀計。謀略。「博打(ばくち)責められ困(こう)じて、かの—を申す」〈宇津保・忠こそ〉
ち‐けい【知計/智計】
知恵をめぐらしたはかりごと。知謀。
ち‐しょう【知将/智将】
はかりごとや戦略・戦術にすぐれた大将。「球界の—」
ち‐じゅつ【知術/智術】
知恵をしぼった計略。巧みなはかりごと。
ち‐ぼう【知謀/智謀】
知恵を働かせたはかりごと。巧みな計略。「—をめぐらす」
ちゅう‐さく【籌策】
1 はかりごと。計略。策略。籌算。「されば—を帷帳(ゐちゃう)の内に廻らし」〈曽我・二〉 2 仲裁。仲介。「糟谷こそ二条殿の女房たちを恋ひ申し、将軍の御—にてありけるが」〈伽・三人法師〉
ちゅう‐さん【籌算】
1 籌(ちゅう)を用いて計算すること。また、その計算法。 2 はかりごと。籌策。
ちゅう‐りゃく【籌略】
はかりごと。謀略。
ちょう‐さく【長策】
遠大なはかりごと。長計。「国力振作の—として」〈雪嶺・偽悪醜日本人〉
ちょう‐りゃく【調略】
はかりごとをめぐらすこと。計略。「危ウイ命ヲワガ—ヲモッテ助ケタレバ」〈天草本伊曽保・パストルと狼〉