はじ‐うるし【黄櫨漆】
ハゼノキの別名。
は‐じお【歯塩】
《「はしお」とも》歯石(しせき)。〈和英語林集成〉
はじ‐おどし【黄櫨威】
鎧(よろい)の威の一。黄櫨色の組糸または染め革などで威したもの。
はじ‐かかや・く【恥ぢ赫く】
[動カ四]恥ずかしがって赤面する。はにかむ。「なかなか—・かむよりは罪許されてぞ見えける」〈源・夕顔〉
はじ‐かき【恥掻き】
恥をかくこと。また、その人。はじさらし。
恥(はじ)隠(かく)・る
恥をかかないで済む。「知るとだにのたまはば—・れぬべし」〈宇津保・蔵開下〉
はじかみ【薑/椒】
1 (薑)ショウガの別名。《季 秋》 2 (椒)サンショウの古名。「久米の子等が垣下に植ゑし—口ひびく」〈記・中・歌謡〉
はじ‐かわ・す【恥ぢ交はす】
[動サ四]互いに恥ずかしく思う。互いに恥じる。「男も女も—・してありけれど」〈伊勢・二三〉
はじ‐がまし・い【恥じがましい】
[形][文]はぢがま・し[シク]恥ずかしい。外聞が悪い。また、恥ずかしそうだ。「婦人の独り—・う控えたる」〈紅葉・金色夜叉〉 「御婿取の—・しき事」〈落窪・二〉
はじ‐がわ・し【恥ぢがはし】
[形シク]恥ずかしそうである。気恥ずかしい。「たちまち野干(やかん)の姿をあらはしけるこそ—・しけれ」〈ひとりね・上〉