まがよ・う【紛よふ】
[動ハ四]物にまぎれてはっきりしないさまである。「籬(ませ)なくは何をしるしに思はまし月に—・ふ白菊の花」〈山家集・上〉
マルカート【(イタリア)marcato】
《印をつけた、の意》音楽で、通常、音の一つ一つをはっきりと奏すること。
ぼ・ける【惚ける/暈ける】
[動カ下一][文]ぼ・く[カ下二]《「ほける」から》 1 頭の働きや知覚がにぶくなる。もうろくする。「年とともに—・けてきた」 2 漫才で、とぼけたことを言う。→ぼけ2 3 (暈ける)物の色や輪...
ほのぼの・し【仄仄し】
[形シク]いかにもほのかである。かすかではっきりしない。「耳—・しく、傍らなる人に問ひ聞きて」〈源・手習〉
ぽてん‐ヒット
1 野球で、内野と外野との間にぽとんと落ちる安打。テキサスヒット。 2 俗に、誰のする仕事なのかがはっきりしないことから、担当者や責任の所在があいまいな件。また、そのために起こる問題。
ぼや・ける
[動カ下一]はっきりとしなくなる。ぼんやりとする。ぼける。「論点が—・ける」
マーマイト‐ポリティシャン【Marmite politician】
《英国の調味料マーマイトは独特の風味があり、好き嫌いが分かれるところから》民衆の評価が、好悪にはっきりと分かれる政治家。
ぼやっ‐と
[副](スル) 1 物の形や色などがぼやけて見えるさま。ぼんやり。「相手の顔が—してはっきり見えない」 2 記憶などの中味が不確かなさま。ぼんやり。「あの日のことは—しか思い出せない」 3 注意...
まみ‐え【眉】
「眉毛(まゆげ)」に同じ。「細面に—の判然(はっきり)映る女である」〈漱石・それから〉
み‐あきら・む【見明らむ】
[動マ下二]見て明らかにする。はっきりと見きわめる。「教門を—・めて、道心を発(おこ)したるゆゑなり」〈沙石集・一〇末〉