けん‐じ【顕示】
[名](スル)わかるように、はっきりと示すこと。「軍事力を—する」「自己—欲」
暗(くら)がりから牛(うし)を引(ひ)き出(だ)す
《暗い所に黒い牛がいると何が何やらはっきりしないところから》物の区別がつかないたとえ。また、動作が鈍重で、はきはきしないたとえ。暗闇から牛を引き出す。
くに‐しゅう【国衆】
1 律令制で、国衙(こくが)領の住民。 2 中世、守護大名の領地に土着していた地侍(じざむらい)や有力農民。有力名主層をさす国人(こくじん)との区別は必ずしもはっきりしない。 3 ⇒御国衆(おく...
こう‐てい【考定】
[名](スル)はっきりしない点を考えて明らかにすること。また、その考え。「其(その)順序を考え、其脈絡を正し、以て其教の全体を—したる者なり」〈西村茂樹・日本道徳論〉
きょうかすいげつ‐ほう【鏡花水月法】
漢文で、直接その物事を説明せずに、はっきりその姿を感じとらせる表現法。
きょろり
[副] 1 目を大きくはっきりと見開いているさま。「ふたえの—とした眼もとに」〈里見弴・多情仏心〉 2 平気なさま。けろり。「盗人はまゐりますまいと言うて、—として居るぢゃ」〈松翁道話・三〉
きょく‐げん【曲言】
[名](スル)はっきり言わないで、それとなく意味を含ませて言うこと。また、その言葉。「—してなかなか真意をつかませない」
きり‐こうじょう【切(り)口上】
1 一語ずつ区切ってはっきりという言い方。堅苦しく改まった言い方。また、形式的で無愛想な言い方。「—のあいさつ」 2 江戸時代の歌舞伎で、1日の演目が終わるときの口上。楽屋頭取などが舞台から「ま...
キャラが立(た)・つ
ゲーム・アニメのキャラクターや人物について、はっきりとした個性が確立されていて、他よりも目立って見える。個性が光る。
きりょく‐がん【輝緑岩】
半深成岩の一。完晶質で斑状(はんじょう)の黒色の緻密(ちみつ)な岩石。斜長石・輝石を主とし、斑晶(はんしょう)と石基とがはっきりしないものも多い。粗粒玄武岩。