はな‐だい【花代】
芸者や娼妓を揚げて遊ぶ代金。揚げ代。玉代(ぎょくだい)。
はな‐だいこん【花大根】
1 アブラナ科の多年草。高さ40〜90センチ。長楕円形の葉が互生する。5、6月ごろ、淡紫色の4弁花を総状につけ、香りを放つ。アジア北西部・ヨーロッパの原産で、明治初年に渡来。 2 ショカツサイの別名。
はなだ‐いろ【縹色】
薄い藍(あい)色。浅葱(あさぎ)と藍の中間くらいの色。花色。
はなだ‐おどし【縹威】
鎧(よろい)の威の一。縹色の緒などで威したもの。縹色威。
はなだか‐ばち【鼻高蜂】
ジガバチ科の昆虫。黒色で腹に黄白色の横縞があり、上唇が長く前に突き出ている。砂地に穴を掘って巣を作り、アブ・ハエなどを狩って幼虫に与える。
はなだか‐めん【鼻高面】
鼻の高い仮面。天狗(てんぐ)の面。
はなだ‐ぐさ【縹草】
ツユクサの別名。
はなだ‐ぼうし【縹帽子】
天台・真言両宗で、高僧が用いた、縹色の絹で仕立てた帽子。花の帽子。はなだもうす。
はな‐だより【花便り】
花の咲きぐあいを知らせる便り。特に、桜の花についていう。花信(かしん)。《季 春》
はなち【放ち】
放つこと。また、放たれたもの。「蒼生とは、民のもとどり—にしている髪のあをいを云ふぞ」〈中華若木詩抄・中〉