はば‐き【幅木/脛木】
壁の下部の、床と接する部分に張る横木。損傷を防ぐためのもの。
はばき‐がね【鎺金】
《人が脛巾(はばき)をはいた形に似るところから》刀剣などの刀身が鍔(つば)に接する部分にはめる鞘口(さやぐち)形の金具。刀身が鞘から抜け落ちないようにするためのもの。はばき。
はば‐きき【幅利き】
顔が売れていて、その方面で勢力のあること。はぶりのよいこと。また、その人。「某省で—の参事官である」〈魯庵・社会百面相〉
はばき‐も【脛巾裳】
「脛巾(はばき)」に同じ。
はばき‐もと【鎺本/鎺元】
刀剣の、はばきがねのあるところ。
はば‐くい【幅杭】
道路・鉄道などの建設用地の幅を示すため、路線に沿って両側に打つ杭。
はば・し【憚し】
[形シク]気がおける。遠慮がちである。はばかられる。「下﨟はいかでかと—・しく言ひけるを」〈今物語〉
は‐ばたき【羽撃き/羽搏き】
はばたくこと。「鳥の—」「未来への—」
はばたき‐き【羽撃き機/羽搏き機】
⇒オーニソプター
は‐ばた・く【羽撃く/羽搏く】
[動カ五(四)] 1 鳥などが両翼を広げて上下に動かす。「鷲が大きく—・く」 2 実力をつけて、広い社会に出て行く。「国際人となって世界に—・く」 [可能]はばたける