はや‐もどし【早戻し】
[名](スル)録音や録画したものを、再生中の箇所から前に戻すこと。→早送り [補説]以前は「巻き戻し」といったが、近年、記録媒体が磁気テープやフィルムなどから光ディスクやハードディスクに変わった...
はや‐ものがたり【早物語】
座頭が、早口に物語や口上を述べたてる芸。また、その物語。
はや‐らか【早らか】
[形動ナリ]はやいさま。すみやかなさま。「小さき男の見るとも覚えぬが—に歩みて来れば」〈発心集・七〉
はやら‐か・す【流行らかす】
[動サ四]「流行(はや)らせる」に同じ。「世にこれを—・し」〈浮・男色大鑑・五〉
はやら・す【流行らす】
[動サ五(四)]「流行(はや)らせる」に同じ。「社内でゴルフを—・す」 [動サ下二]「はやらせる」の文語形。
はやら・せる【流行らせる】
[動サ下一][文]はやら・す[サ下二]はやるようにする。流行(りゅうこう)させる。はやらす。「団地内にパッチワークを—・せる」
はやり【逸り/早り】
心がせくこと。勇みたつこと。「案内も知らぬ立河を、—のままに渡しかけて、水に溺れて亡びなば」〈太平記・二八〉
はやり【流行り】
はやること。はやるもの。特に、その時代の好みに合って一時的に世の中に広く行われるもの。流行(りゅうこう)。「—の職業」「今—の髪形」
はやり‐うた【流行り歌/流行り唄】
1 ある時期、多くの人に好まれ広くうたわれた歌。流行歌(りゅうこうか)。 2 (流行り唄)歌舞伎下座音楽で、その時々にはやった唄を取り入れたもの。世話狂言で幕の開閉や人物の出入りなどに用いる。 ...
はやりうた【はやり唄】
小杉天外の小説。明治35年(1902)刊。「はつ姿」とともに、ゾラの自然主義思想に影響を受けた作品として知られる。