はんかしゆい‐ぞう【半跏思惟像】
仏像彫刻で、台座に腰掛け、左足を垂らし、右足は左足のひざの上にのせ、右手をほおにつけて思考する姿のもの。日本では弥勒菩薩(みろくぼさつ)像に多くみられる。はんかしいぞう。
はん‐かせつ【半仮設】
仮設と常設の中間的な使い方を想定して、比較的簡素な構造の建物・施設・設備等を設けること。仮設よりは長期間設置され、恒久施設とほぼ同様に使用されるが、短期間に低コストで建設・解体できる。
はん‐かせん【半歌仙】
1 連句の形式の一。36句の歌仙の半分、18句で1巻とするもの。 2 能の素謡(すうたい)・仕舞(しまい)などの会で、曲数18番を演じること。
はんか‐そう【半価層】
《half-value layer》X線などの強さを半分にするために要する吸収物質の厚さ。吸収物質としてはアルミニウム・銅を用い、厚さをミリメートルで示す。
はん‐かた【半肩】
一方の肩。
半肩(はんかた)を担(かつ)・ぐ
相棒となって荷を担ぐ。また、他人に力を添える。「維新の—・ぎたる人傑ありて」〈小林雄七郎・薩長土肥〉
ハンカチ
「ハンカチーフ」の略。《季 夏》
ハンカチ‐の‐き【ハンカチの木】
ハンカチノキ科の落葉高木。中国の固有種で、珙桐(コントン)とよぶ。一属一種。葉は広卵形で、互生する。5〜6月に2枚の大きな白い苞(ほう)をもつ球形の頭状花をつける。フランスの植物学者A=ダビッド...
はんかちょう【犯科帳】
江戸時代の長崎奉行所の判決記録。145冊。寛文6年(1666)から慶応3年(1867)の200年間にわたる記録。
ハンカチーフ【handkerchief】
手をふいたり、装飾に用いたりする小形の四角い布。木綿・麻・絹などを用い、レースや刺繍(ししゅう)をしたものもある。ハンカチ。ハンケチ。《季 夏》