はん‐が【版画】
版を用いて刷った絵の総称。木版画・銅版画・石版画・シルクスクリーンなどがあり、版の形式により凸版・凹版・平版・孔版(こうはん)に分かれる。 [補説]作品名別項。→版画
はんが【版画】
《原題、(フランス)Estampes》ドビュッシーのピアノ曲集。1903年作曲。「パゴダ」「グラナダの夕べ」「雨の庭」の全3曲からなる。印象主義音楽を確立した作品として有名。
はん‐がい【半舁】
衣類や米などを入れておく小形の行李(こうり)。「夏の物は、—に襦袢(じばん)が一枚なささうな」〈浄・丹波与作〉
はん‐がい【斑蓋】
《「はんかい」とも》山伏が頭にかぶるもの。白綾で包み、頂に八葉をあらわす八角の錦をつける。
はん‐がえし【半返し】
祝儀不祝儀などで、受け取った金品の半額程度の金品を礼として返すこと。
はん‐がく【半額】
ある金額の半分。「—を払う」
はん‐がく【藩学】
⇒藩校
はん‐がた【判形/判型】
1 浮世絵版画の紙の大きさ。大判・間判(あいばん)・中判・細判・柱絵がある。 2 (判型)本や新聞などの大きさ。A5判・B6判など。はんけい。 [補説]主な判型2の寸法(単位はミリメートル)規格...
はん‐ガッパ【半ガッパ】
上半身を覆う、丈の短いカッパ。「上に鉄無地の—を着て」〈荷風・雪解〉
はん‐がみしも【半上下/半裃】
江戸時代、武家の出仕服。肩衣(かたぎぬ)に同じ色の半袴(はんばかま)をつけるもの。御目見(おめみえ)以下の武士が着用し、庶民も礼服として用いた。