まつ‐たけ【松茸】
キシメジ科のキノコ。秋、主にアカマツ林に生え、輪状に並んで出る。傘の表面は茶色、裏面は灰白色で、初め半球形から平らに開き、直径約10センチ。独特の芳香があり、食用キノコ中の最上のものとして珍重さ...
み‐あ・げる【見上げる】
[動ガ下一][文]みあ・ぐ[ガ下二] 1 下から上を見る。仰ぎ見る。「夜空を—・げる」「—・げるばかりの大男」 2 りっぱであると感心する。「—・げた心がけだ」
まち‐か・く【待ち懸く】
[動カ下二]待ち受ける。待ち構える。「軍の寄り来べき道々に、おのおの四、五騎ばかり楯(たて)を突きて—・けさす」〈今昔・二五・五〉
まぶし・い【眩しい】
[形][文]まぶ・し[シク] 1 光が強すぎて、まともに見にくい。まばゆい。「裸電球が—・い」 2 まともに見ることがためらわれるほど美しい。また、尊い。「彼女の輝くばかりの笑顔が—・い」 [派...
み‐か【三日】
1 三つの日数。3日間。みっか。「—ばかりありて漕(こ)ぎ帰り給ひぬ」〈竹取〉 2 月の第3日。みっか。「三月(やよひ)—は、うらうらとのどかに照りたる」〈枕・四〉 3 ある事から3日目。特に婚...
ま‐すい【魔酔】
[名](スル)ある事に熱中して酔うこと。また、陶酔させること。「沸騰せんばかりの世上の戦争熱も最早(もは)や、彼等を—するの力あらず」〈木下尚江・火の柱〉
みず‐がみ【水髪】
《「みずかみ」とも》油をつけず、水ばかりで結ったり整えたりした髪。
みず‐もり【水盛/準】
細長い材に溝をつけて水を入れ、土台面などにのせて水平かどうかを測定すること。また、その器具。みずばかり。水準(すいじゅん)。
水(みず)に燃(も)えたつ蛍(ほたる)
水の上を燃えんばかりに光りつつ飛ぶ蛍。「水」と「見ず」をかけ、「燃えたつ」に、感情が激しくわき上がる意をかけて、相手に会うことなく恋い焦がれることをいう。
み‐がち【身勝ち】
[名・形動ナリ]自分にばかり都合のよいようにすること。また、そのさま。身勝手。自分勝手。「—に見えて見ぐるしく」〈浮・新可笑記〉