ばかし【許し】
[副助]《「ばかり」の音変化。話し言葉に用いられる》 1 おおよその程度を表す。ばっかし。「少し—塩気が足りない」 2 限定の意を表す。ばっかし。「食卓には食事が並んで、あとは食べる—だ」 3 ...
ばかり【許り】
[副助]名詞、副詞、活用語の連体形、一部の助詞に付く。 1 範囲を限定する意を表す。…だけ。…のみ。「あとは清書する—だ」「大きい—が能じゃない」「いそのかみ古き都のほととぎす声—こそ昔なりけれ...
はし・ける【艀ける】
[動カ下一]《「はしけ(艀)」の動詞化》 1 艀で乗客や貨物を運ぶ。「飛脚船を—・けて」〈魯文・西洋道中膝栗毛〉 2 こっそり他へ移す。隠す。「くぐり戸がなると、そりゃを合図に戸棚へ—・け、かん...
はく‐ぎ【薄儀】
少しばかりの謝礼。自分の出す謝礼をへりくだっていう語。薄謝。
はく‐しゃ【薄謝】
わずかばかりの謝礼。また、人に対する謝礼をへりくだっていう語。寸志。薄志。
はき‐たて【掃(き)立て】
1 掃除してからまだ時がたたないこと。 2 養蚕で、種紙(たねがみ)(蚕卵紙)についた卵から孵化(ふか)したばかりの毛蚕(けご)を、羽箒(はぼうき)で掃いて集め、蚕座(さんざ)へ移すこと。《季 春》
はかり‐ざお【秤竿】
竿秤(さおばかり)の竿。木製や金属製の細長い棒に、目盛りが刻んである。
はり‐ぼて【張りぼて】
1 張り子で、ある形に作ったもの。張り子作りの芝居の小道具など。ぼて。 2 (比喩的に)見かけは立派だが、実質の伴わないことやもの。張り子の虎。「二世議員ばかりで実務経験のない—内閣」
はん‐じ【半時】
一時(いっとき)の半分。現在の1時間ほど。はんとき。「漢竹の横笛とり出だし、—ばかり吹きて」〈義経記・一〉
びょう‐よ【病余】
病気が治ったばかりのこと。「—の静養」