ひきしおのとき【引き潮のとき】
眉村卓のSF小説。司政官と呼ばれるエリート官僚が、ロボット官僚の上に立ち惑星を統治する世界を描く長編。昭和63年(1988)から平成7年(1995)にかけて全5巻を刊行。第27回星雲賞受賞。
ひき‐しじ・む【引き縮む】
[動マ下二]弱くする。ひかえめにする。「声—・め」〈源・浮舟〉
ひき‐しず・む【弾き鎮む】
[動マ下二]みごとに弾きこなす。「琵琶なむまことの音を—・むる人」〈源・明石〉
ひき‐したた・む【引き認む】
[動マ下二]かたづける。整理する。「われ賢げに物—・め」〈徒然・三〇〉
ひき‐しの・ぶ【引き忍ぶ】
[動バ四]人目を避ける。「関のあなたに—・びたりしに、たづねゆきて」〈夜の寝覚・五〉 [動バ上二]に同じ。「絶えず—・ぶる心いと深し」〈とりかへばや・二〉
ひき‐しぼ・る【引(き)絞る】
[動ラ五(四)] 1 弓に矢をつがえて、弦を十分に引く。「弓を—・る」 2 声などを無理に出す。ふりしぼる。「声を—・って叫ぶ」 3 強く絞る。「袋の口を—・る」
ひき‐しま・る【引(き)締(ま)る】
[動ラ五(四)] 1 たるみがなくなり、固く締まる。「—・った筋肉」 2 緊張してしっかりする。「身の—・る一瞬」 3 相場が上がり気味になる。「低迷していた相場が—・る」
ひき‐しめ【引(き)締め】
引き締めること。ゆるみやむだをなくすること。「財政の—」
ひき‐し・める【引(き)締める】
[動マ下一][文]ひきし・む[マ下二] 1 引っ張って締める。強く締める。「まわしを—・める」「口元を—・める」 2 心や気持ちを緊張させる。「気を—・めて試合に臨む」 3 むだな出費をやめる。...
ひき‐しょうじ【引(き)障子】
鴨居(かもい)と敷居にはめ込み、左右に引いて開閉する普通の障子。