ひく‐つ・く
[動カ五(四)]細かく震え動く。ひくひくと動く。「鼻が—・く」
ひく‐て【引く手】
1 自分の方に来させようと誘う人。 2 舞で、手を手前に引き寄せること。⇔差す手。
ひくて‐あまた【引く手数多】
来てくれと誘う人が多いこと。「技術者が少なくて—だ」
引(ひ)くに引(ひ)け◦ない
引き下がろうと思っても引き下がれない。「自分から言いだした以上は—◦ない」
引(ひ)くの山(やま)の
《「山」は、祇園祭の山鉾(やまぼこ)》多忙、繁雑なさま。ごたごたしているさま。
ひく‐ひく
[副](スル)身体の一部などが時々細かく震え動くさま。「鼻を—(と)させる」
ひく‐ま・る【低まる】
[動ラ五(四)]物事の程度や状態が低くなる。「周囲から—・った土地」
ひく‐み【低み】
周りより低い場所。「—に潜む」
ひく‐め【低め】
[名・形動]いくらか低いこと。また、そのさまや、そのような場所。「内角—の直球」「平年より—な(の)気温」⇔高め。
ひく・める【低める】
[動マ下一][文]ひく・む[マ下二]物事の程度や状態を低くする。「室温を—・める」「声を—・める」⇔高める。