ひ‐の‐おまし【昼の御座】
清涼殿(せいりょうでん)の中で、天皇の昼間の座所。ひのござ。
ひ‐の‐おもの【日の御物】
天皇の毎日の食事。「—きこしめす」〈宇津保・内侍督〉
ひ‐の‐かさ【日の暈】
「にちうん(日暈)」に同じ。
ひ‐の‐かみ【日の神】
太陽神。天照大神(あまてらすおおみかみ)。「吾(あ)は—の御子として」〈記・中〉
ひ‐の‐かみ【火の神】
火をつかさどる神。神話・神道では迦具土神(かぐつちのかみ)、民間では荒神(こうじん)・竈神(かまどがみ)・土公神(どくじん)などとよぶ。
ひ‐の‐かわ【簸川】
出雲神話の川。素戔嗚尊(すさのおのみこと)が八岐大蛇(やまたのおろち)を退治した伝説で知られる。島根県の斐伊(ひい)川とされる。
ひの‐がわ【日野川】
福井県西部を流れる川。九頭竜(くずりゅう)川第一の支流。福井・岐阜・滋賀3県の県境にある三国(みくに)岳(標高1209メートル)に源を発して北流し、越前市・鯖江(さばえ)市を流れて福井市高屋(...
ひ‐の‐き【檜/檜木】
ヒノキ科の常緑高木。山地に自生するが、多くは植林。高さ30〜40メートル。樹皮は赤褐色で縦に裂け、小枝に鱗片(りんぺん)状の葉が密に対生する。4月ごろ、雄花と雌花とがつき、球形の実を結ぶ。材は淡...
ひのき‐あすなろ【檜翌檜】
アスナロの変種。葉はアスナロより幅広のうろこ状で、実には角状の突起が少ない。関東地方以北から北海道の渡島半島にかけて分布。あて。ひば。
火(ひ)の消(き)えたよう
活気を失って寂しくなるさま。「子供たちがいないので家の中は—だ」