ひの【日野】
東京都中部の市。多摩川の南岸にあり、もと甲州街道の宿場町。自動車工業が盛ん。住宅地としても発展。多摩動物公園・高幡不動尊(たかはたふどうそん)がある。人口17.9万(2010)。
ひの【日野】
姓氏の一。 [補説]「日野」姓の人物日野啓三(ひのけいぞう)日野資朝(ひのすけとも)日野草城(ひのそうじょう)日野俊基(ひのとしもと)日野富子(ひのとみこ)
ひの【日野】
滋賀県南東部、蒲生(がもう)郡の地名。もと蒲生氏の城下町。日野屋と称する近江(おうみ)商人の本拠地。製薬や林業が盛ん。
ひ‐の‐あし【日の脚/日の足】
1 「日脚1」に同じ。「—ほどなくさし入りて」〈源・末摘花〉 2 「日脚2」に同じ。「まだ—も南へと」〈浄・卯月の紅葉〉
ひのあたるさかみち【陽のあたる坂道】
石坂洋次郎による長編の青春小説。「読売新聞」に昭和31〜32年(1956〜1957)にかけて連載。のちに映画化された。
ひのあめ【火の雨】
頭上に火の雨が降り掛かったSparks rained down on us.
ひのいり【日の入り】
sunset日の入りに at sunset今日の日の入りは午後6時だThe sun will set at six this evening.
ひのうみ【火の海】
a sea of flame(s)部屋の中は火の海だったThe room was 「in flames [a sea of flame/ablaze].繁華街は火の海と化したThe shoppi...
ひのき【×檜】
a hinoki; a Japanese cypress
ひのきぶたい【×檜舞台】
ひのき舞台を踏むstand in the limelight/appear on a big stage/〔劇場の〕appear on the stage of a major theater/...
ひのいり【日の入り】
[共通する意味] ★太陽が地平線下に入ること。また、その時刻。[英] sunset[使い方]〔日の入り〕▽日一日と日の入りが遅くなる〔日没〕▽日没が早くなる▽今日の日没は午後五時[反対語] ▼日...
ひので【日の出】
[共通する意味] ★太陽が東の空に上り始めること。[英] sunrise[使い方]〔日の出〕▽今日の日の出は午前四時五分でした▽日の出の勢い(=勢いの盛んな様子)〔御来光〕▽富士山頂で御来光を拝...
ひのべ【日延べ】
[共通する意味] ★予定を先に延ばすこと。[英] postponement[使い方]〔延期〕スル〔日延べ〕スル〔順延〕スル〔延長〕スル[使い分け]【1】「延期」「日延べ」は、期日、期間を先に延ば...
ひのみやぐら【火の見やぐら】
[共通する意味] ★高く築いた建物。[英] a tower[使い方]〔櫓〕▽櫓を組む〔望楼〕▽望楼に登る〔物見やぐら〕▽物見やぐらから町を見渡す〔火の見やぐら〕▽火の見やぐらに登って警戒する[使...
ひの‐あしへい【火野葦平】
[1907〜1960]小説家。福岡の生まれ。本名、玉井勝則。日中戦争に兵士として従軍中に、「糞尿譚(ふんにょうたん)」で芥川賞受賞。他に「麦と兵隊」「花と竜」など。
ひの‐けいぞう【日野啓三】
[1929〜2002]小説家・評論家。読売新聞の記者を経て文筆活動に入る。韓国人女性との結婚をめぐる経緯を描いた「あの夕陽」で芥川賞受賞。他に「抱擁」「砂丘が動くように」「台風の眼」「光」など。...
ひの‐すけとも【日野資朝】
[1290〜1332]鎌倉末期の公卿。後醍醐天皇に登用され、日野俊基らと討幕計画を進めたが、六波羅探題に探知されて、佐渡に配流(正中の変)。のち、佐渡で斬られた。
ひの‐そうじょう【日野草城】
[1901〜1956]俳人。東京の生まれ。本名、克修(よしのぶ)。新興俳句運動の中心として無季を主張、連作を実践した。句集「花氷」「青芝」など。
ひの‐としもと【日野俊基】
[?〜1332]鎌倉末期の公卿。後醍醐天皇に登用され、日野資朝らと討幕計画に参加したが、六波羅探題に探知されて、捕らえられた(正中の変)。のち、許されたが、元弘の変で再び捕らえられて鎌倉で斬られた。