ひょうじょう‐しゅう【評定衆】
鎌倉幕府の職名。評定所に出仕して、執権・連署とともに裁判・政務などを合議裁決した。室町幕府もこれを引き継いだが、幕府の衰退とともに有名無実となった。
ひょうじょう‐しょ【評定所】
1 鎌倉幕府で、評定衆が事務を取り扱った役所。 2 江戸幕府の置いた最高の裁判機関。老中・大目付・目付・三奉行などが事件の重要度に従って列席し合議した所。
ひょうじょう‐じゅつ【表情術】
演劇で、動作・姿態・顔つきなどによって、人物の心理・感情などを表現する技術。ミミック。
ひょうじょう‐せんげ【兵仗宣下】
文官が随身(ずいじん)を召し連れることを勅許されること。
ひょうじょう‐ぶぎょう【評定奉行】
鎌倉幕府・室町幕府の職名。評定衆の長老から選ばれ、政所(まんどころ)評定を統率した。
ひょう‐じん【氷人】
《晋の令狐策(れいこさく)が、ある夜、氷の上に立って氷の下の人と話した夢を見た。これを占いの名人索紞(さくたん)が媒酌をする前兆だと夢解きし、実際にそのとおりになったという「晋書」索紞伝の故事か...
ひょう‐じん【氷刃】
氷のように光って鋭い刃。しらは。氷のやいば。
ひょう・す【表す】
[動サ五(四)]「ひょうする」(サ変)の五段化。「長上に敬意を—・す」
[動サ変]「ひょう(表)する」の文語形。
ひょう・す【評す】
[動サ五(四)]「ひょうする」(サ変)の五段化。「高く—・される人物」
[動サ変]「ひょう(評)する」の文語形。
ひょう・す【僄す】
[動サ変]軽んじる。ばかにする。「世を—・する様に振舞ふ」〈平家・二〉