ひら‐びたい【平額】
平安時代以降、女官が礼装の際、髪飾りとした平たい金具。
ひら‐ふで【平筆】
日本画で彩色に用いる筆。穂先が平らにそろっている。塗り筆。
ひら‐ふん【平粉】
蒔絵(まきえ)用の金銀粉のうち、微細で平らなもの。平極(ひらごく)。
ひら・ぶ【平ぶ】
[動バ四]平たくなる。「掌を合はせて拝みて—・びゐぬ」〈発心集〉
[動バ下二]「平(ひら)める」に同じ。
ひら‐ぶたい【平舞台】
劇場の舞台面に、二重舞台などを置かずに本来のままの高さで使うもの。
ひら‐ぶち【平縁】
天井板や下見板などに用いる、断面が長方形の平たい押し縁。
ひら‐ぶみ【枚文】
1枚1枚の料紙に書いてある文書。→巻文(まいぶみ)
ひら‐ぶん【平文】
「クリアテキスト」に同じ。⇔暗号文。
ひら‐へし【平へし】
手加工用の鍛造工具の一。金槌状で、鋼材などを平らに延ばすのに用いる。
ひら‐べった・い【平べったい】
[形]平らである。ひらたい。「—・い鞄(かばん)」 [派生]ひらべったさ[名]