びゃく‐れん【白蓮】
1 白いハスの花。はくれん。《季 夏》「—やはじけ残りて一二片/蛇笏」 2 ハクモクレンの別名。 3 心が清らかでけがれのないことのたとえ。
びゃく‐れん【白蘞】
ブドウ科の蔓植物(つるしょくぶつ)。葉は手のひら状の複葉で、葉と対生して巻きひげがある。夏、葉と向かい合って花柄を出し、淡黄色の小花を多数つける。中国の原産で、日本には江戸時代に渡来。塊状の根は...
びゃくれん‐きょう【白蓮教】
中国の民衆宗教の一派。南宋の初め、阿弥陀信仰により蘇州の僧茅子元(ぼうしげん)が創始。民衆に多くの信者を得たため、元代より邪教として禁圧される。明代以降しばしば反乱を起こしつつ、秘密結社として清...
びゃくれん‐しゃ【白蓮社】
中国の念仏修行の結社。402年、東晋(とうしん)の慧遠(えおん)が廬山(ろざん)に東林寺を建てて僧俗123人とともに結成したもの。
びゃく‐ろう【白鑞】
錫(すず)のこと。また、錫と鉛との合金。しろめ。はくろう。
びゃっ‐けん【僻見】
「へきけん(僻見)」に同じ。
びゃっ‐こ【白狐】
1 白い毛のキツネ。また、年を経て毛が白くなったキツネ。神通力をもつとされた。しろぎつね。 2 ホッキョクギツネの別名。 [補説]作品名別項。→白狐
びゃっ‐こ【白虎】
四神(しじん)の一。天の西方の守護神で、虎(とら)の形に表す。
びゃっこ【白狐】
日本画家、下村観山の代表作。紙本着色による二曲一双の屏風。自然の中にたたずむ一匹の白狐の姿を描く。大正3年(1914)制作。再興第1回院展の出品作。
びゃっこ‐き【白虎旗】
四神旗(しじんき)の一。白虎を描いた旗。