びらり‐しゃらり
[副] 1 あちこち動いて所の定まらないさま。「同じ所を四、五へんも—と連れてまはりけれども」〈浮・一代女・四〉 2 なまめいて色っぽいさま。びらしゃら。「—の町風も、帽子にもるる衣の香の」〈浄...
ビラリ‐こうか【ビラリ効果】
磁性体に圧力を加えて歪ませると、その磁化の強さが変化する現象。応力センサーなどに利用される。ビラリ現象。→磁歪
ビラロボス‐こうえん【ビラロボス公園】
《Parque Villa-Lobos》ブラジル南東部の都市サンパウロにある公園。市街西部、ピニェイロス川沿いに位置する。1994年に開園。同国の作曲家ビラ=ロボスの名を冠する。広大な敷地に芝生...
ビラ‐ロマーナ‐デル‐カサーレ【Villa Romana del Casale】
シチリア島で発掘されたローマ時代の遺跡。3〜4世紀の古代ローマの貴族のビラ(別荘)の遺構とされ、敷地は3500平方メートル、部屋数は50を数える巨大なもの。回廊や床面を飾るモザイク画で知られてお...
ビジャリカ‐こ【ビジャリカ湖】
《Lago Villarrica》チリ中部、ラ‐アラウカニア州にある湖。美しい山容のビジャリカ山の北西麓に位置し、景勝地として知られ、国立公園に指定されている。釣りやセーリングなどのウオータース...
ピアッツァ‐アルメリーナ【Piazza Armerina】
イタリア南部、シチリア島、シチリア自治州の町。同島中央部の丘陵地帯に位置する。古代ローマの植民都市が置かれ、1世紀から5世紀にかけてイタリアと北アフリカを結ぶ交通の要地として発展。現在の町は11...
はず‐だか【筈高】
[名・形動ナリ]箙(えびら)に入れて背負った矢の矢筈が高く現れて見えること。また、そのように背負うさま。「たかうすべ尾の矢三十六指いたるを、—に負ひなし」〈太平記・九〉
はな‐いかだ【花筏】
1 ハナイカダ科の落葉低木。山地の木陰に生え、高さ約1.5メートル。葉は卵円形で先がとがり、縁に細かいぎざぎざがある。雌雄異株。初夏、葉面の中央部に淡緑色の花をつけ、黒色の丸い実を結ぶ。ままっこ...
花(はな)を賞(しょう)するに慎(つつし)みて離披(りひ)に至(いた)る勿(なか)れ
《邵雍(しょうよう)「安楽窩中吟」から。「離披」は、花びらの各片がはなれひらくことで、すなわち満開の意》花は満開にならないうちに鑑賞するのがよい。物はいまだ絶頂に達しない段階をもってよしとすべき...
はな‐いかり【花碇】
リンドウ科の二年草。山地の草原に生え、高さ10〜30センチ。長楕円形の葉が対生する。8、9月ごろ、淡黄色の花を開く。花びらは四つに裂けていて、基部に距(きょ)をもち、碇に似る。