びん‐せん【便船】
[名](スル)都合よく出る船。また、それに乗ること。「明日は早や浪華(なにわ)へ下りて—し肥前へ帰らねばならぬ」〈露伴・椀久物語〉
びん‐せん【便箋】
手紙を書く用紙。書簡箋。
びん‐ぜん【憫然/愍然】
[形動][文][ナリ]あわれむべきさま。「己れにさえ—な姿を描いた」〈漱石・門〉 [ト・タル][文][形動タリ]に同じ。「今の西洋諸国の有様を見て—たる野蛮の嘆を為すこともある可し」〈福沢...
びん‐そぎ【鬢除ぎ/鬢曽木/鬢枇/鬢削ぎ】
女子の成人のしるしとして鬢の先を切る儀式。近世は16歳の6月16日に行い、婚約した男性またはその父兄が切った。男子の元服にあたるもの。髪削(かみそ)ぎ。
びん‐そく【敏速】
[名・形動]反応・行動のすばやいこと。また、そのさま。「—に対応する」「—な行動」 [派生]びんそくさ[名]
びんそく‐きん【敏速筋】
⇒速筋線維
ビンソン‐マッシフ【Vinson Massif】
南極大陸の最高峰。エルズワース山地のセンチネル山脈南部にあり、標高4897メートル。1958年米国隊が上空から発見、1966年米国隊により初登頂。セブンサミットの一。ビンソンマシフ。
びん‐た
《「ぴんた」とも》 1 他人のほおを平手で打つこと。「—をくらわす」「往復—」 2 頭髪の鬢(びん)の部分。また、頭・首。「—打ちきられてたまるものか」〈伎・宇都谷峠〉 [補説]古くは2の意で用...
ビンタイ‐いちば【ビンタイ市場】
《Cho Binh Tay》ベトナム南部の都市ホーチミンのチョロン地区西部にある市場。1930年頃に開設。ベンタイン市場と並ぶ大規模な市場であり、食料品、衣料品、生活雑貨などを扱う店が集まり、市...
びん‐たたら
平安時代の歌謡。豊明(とよのあかり)の節会(せちえ)で帳台の試みのとき、后町(きさきまち)の廊で歌われた。