フェートンごう‐じけん【フェートン号事件】
文化5年(1808)英国軍艦フェートン(Phaeton)号がオランダ船を追って長崎港に侵入し、オランダ商館員を捕らえ、食糧・薪水を強要した事件。責任をとって長崎奉行松平康英は自刃した。
フェードル【(フランス)Phèdre】
ラシーヌによる悲劇。1677年発表。5幕韻文。アテネ王テゼの後妻フェードルが、義理の息子への恋心から、やがて自らの運命を狂わせてゆくさまを描く。作者最後の世俗劇。
フェーバリット【favorite】
⇒フェバリット
フェーブ【(フランス)fève】
1 ソラマメ。 2 ガレットデロワに入っている、陶器やプラスチックで作られた小さな人形。
フェーブル【fable】
寓話(ぐうわ)。寓言。
フェーベ【Phoebe】
土星の第9衛星。1899年に発見。名の由来はギリシャ神話の巨人。太陽光をほとんど反射せず、暗く見える。土星の自転や他の多くの衛星とは逆方向に公転する。非球形で平均直径は約220キロ。
フェーマルン‐とう【フェーマルン島】
《Fehmarn》ドイツ北部、バルト海の島。シュレースウィヒ‐ホルシュタイン州に属す。キール湾とリューベック湾の間に位置する。本土とは幅1キロメートルの海峡で隔てられ、橋で結ばれる。主な町は南東...
フェーム【fame】
名声。声望。
フェーリング‐えき【フェーリング液】
糖の検出や定量に用いる試薬。硫酸銅溶液とロッシェル塩・水酸化ナトリウム溶液を混合したもので、糖が還元されて赤色沈殿を生じる。ドイツの化学者フェーリング(Hermann Fehling[1812〜...
フェーリング‐はんのう【フェーリング反応】
フェーリング液が糖類による還元によって赤色沈殿を生じる反応。糖の検出や定量に利用される。