ふたつ‐いろ【二つ色】
1 「二藍(ふたあい)1」に同じ。 2 襲(かさね)の色目の名。表は薄色、裏は山吹色のもの。
ふたつ‐えり【二つ襟】
小袖の上着と下着を重ねて2枚の襟を一緒に合わせて着ること。また、その襟。
ふたつ‐おり【二つ折り】
1 二つに折ること。また、そのもの。「紙を—にする」 2 江戸時代に行われた男性の髪形。髻(もとどり)から髷(まげ)を二つに折り返し、根の部分で結んだもの。
ふたつ‐がわら【二つ𦨞/二つ瓦】
平安・鎌倉時代、大型平田舟の構造上の名称。胴部の船瓦(ふながわら)を二材にしたもの。
ふた‐つき【蓋付き】
器物に蓋のついていること。また、その器物。「—の茶碗」
ふたつ‐ぎぬ【二つ衣】
袿(うちき)を2枚重ねたもの。ふたつおんぞ。
ふたつ‐ぐし【二つ櫛】
髷(まげ)の前に2枚一対の櫛をさすこと。また、その櫛。江戸時代、遊女やはで好みの女性の間で流行した。二枚櫛。
ふたつ‐ぐり【二つ繰り】
下駄や草履で、鼻緒を2本束ねてすげてあるもの。
ふたつ‐しろ【二つ白】
「にはく(二白)」に同じ。
ふたつだま‐ていきあつ【二つ玉低気圧】
日本海と太平洋に現れ、日本列島を南北にはさんで通過する二つの低気圧。また、そのような気圧配置。広範囲で荒天となる。