ふとくてい‐たすう【不特定多数】
傾向や性質などを一つにしない、個々の多数の集まり。「—の有権者に訴える」
ふとくてい‐ぶつ【不特定物】
具体的な取引に際して、当事者が物の個性を問題とせず、単に種類に着目して取引した物。馬10頭など。⇔特定物。
不徳(ふとく)の致(いた)すところ
自分の不徳のため引き起こしたこと。失敗や不都合のあったとき、謝罪の意味で使う。
太(ふと)く短(みじか)く
したいことをして楽しく人生を過ごせるなら、長生きなどはしなくてもかまわないという態度にいう。「どうせなら—生きたい」⇔細く長く。
ふとく‐ようりょう【不得要領】
[名・形動]要領を得ないこと。要点がはっきりしないこと。また、そのさま。「—な返事」
ふところ【懐】
1 衣服を着たときの、胸のあたりの内側の部分。懐中。「受け取った金を—にしまう」 2 前に出した両腕と胸とで囲まれる空間。「横綱の—に入り込む」 3 周りを山などに囲まれた奥深い場所。「山の—を...
ふところ‐かんじょう【懐勘定】
所持金や費用などを頭の中で勘定すること。胸算用。
懐(ふところ)が暖(あたた)か・い
持ち合わせの金がたくさんある。「思わぬボーナスで—・い」
懐(ふところ)が寂(さび)し・い
「懐が寒い」に同じ。「給料日前で—・い」
懐(ふところ)が寒(さむ)・い
所持金が少ない。懐が寂しい。「借金を返したら—・くなった」