ふみ‐ぬ・ぐ【踏(み)脱ぐ】
[動ガ五(四)]《古くは「ふみぬく」》踏みつけて、くつや衣服などを脱ぐ。また、布団などを足でけってはぐ。「—・いでいた布団を、又領元(えりもと)まで引き寄せて」〈鴎外・青年〉
ふみ‐の‐つかさ【図書寮/書司】
1 ⇒ずしょりょう(図書寮) 2 ⇒しょし(書司)
ふみ‐の‐はかせ【書博士】
⇒しょはかせ(書博士)
ふみ‐の‐みち【文の道】
学問・文学の道。「ありたきことは、まことしき—」〈徒然・一〉
ふみ‐はじめ【書始め】
「読書始(どくしょはじ)め」に同じ。
ふみ‐はずし【踏(み)外し】
1 足を踏みはずすこと。 2 正道からはずれたことをすること。また、失敗すること。「同じ様な—でもする事とせぬ事有り」〈風来六部集・飛だ噂の評〉 3 鳥を捕らえるためのわなの一。「山田の垣根に—...
ふみ‐はず・す【踏(み)外す】
[動サ五(四)] 1 見当ちがいの所を踏んでしまう。踏みそこなう。「階段を—・す」 2 正道からはずれた行いをする。「人の道を—・す」 3 順当な進路からはずれる。「出世コースを—・す」
ふみ‐はだか・る【踏み開かる】
[動ラ五(四)]足を広げてしっかりと立つ。「通すまいと—・る」
ふみ‐はだ・ける【踏み開ける】
[動カ下一]足を広げて踏みかまえる。「両脚を—・け、腕を十字に拱(く)み」〈二葉亭・其面影〉
文(ふみ)は遣(や)りたし書(か)く手(て)は持(も)たぬ
読み書きのできない者が嘆く言葉。恋文を書きたいが字が書けず、人に頼むわけにもいかない。