ふん‐べつ【分別】
[名](スル) 1 道理をよくわきまえていること。また、物事の善悪・損得などをよく考えること。「—のないことを言う」「よく—して態度を決める」 2 仏語。もろもろの事理を思量し、識別する心の働き。
ふんべつ‐がお【分別顔】
いかにも分別がありそうな顔つき・態度。「—で意見する」
ふんべつ‐くさ・い【分別臭い】
[形][文]ふんべつくさ・し[ク]いかにも分別がありそうなようすである。「若いのに—・い物言いをする」
ふんべつ‐ざかり【分別盛り】
[名・形動]いろいろと経験を積んで知識も有り、世の中の道理がよくわかっている年ごろ。また、そのさまや、その人。ふつう、中年をさす。「—な(の)人」
ふんべつ‐どころ【分別所】
1 十分に考えて行動しなければならないところ。思案のしどころ。「ここが—だ」 2 《ひとり静かに思索にふける場所の意》便所のこと。
ふんべつ‐らし・い【分別らしい】
[形][文]ふんべつら・し[シク]いかにも分別があるように見える。「—・い態度」
ふん‐べん【糞便】
大便。くそ。
ふんべん‐いしょく【糞便移植】
健康な人の有用な腸内細菌を糞便とともに腸内に移植し、腸内細菌叢の構成バランスを改善する治療法。一部の大腸炎への治療効果が確認されている。便微生物移植。糞便微生物移植。FMT(fecal tran...
ふんべんけい‐だいちょうきんぐん【糞便系大腸菌群】
糞便による水や食品などの汚染の指標となる菌の総称。セ氏44.5±0.2度で発育し、乳糖を分解してガスを産生する細菌群。大腸菌以外の細菌も含まれる。糞便系大腸菌群が検出された場合、糞便によって汚染...
ふんべんせい‐だいちょうきんぐん【糞便性大腸菌群】
⇒糞便系大腸菌群