ぶんし‐せいぶつがく【分子生物学】
生命現象を、分子遺伝学などを基に、分子レベルで解明しようとする現代生物学の一分野。
ぶんし‐せつ【分子説】
異種の原子どうしに限らず、同種の原子どうしの結合によっても生じる粒子を想定して分子と名づけ、原子を分子の構成要素とする考え方。原子説の弱点を補い、気体反応の法則を説明するため、1811年にアボガ...
ぶんし‐せん【分子線】
中性分子からなる粒子線。同一方向に細い線状で進行する多数の中性分子の流れのこと。原子線は単原子の分子線とみなせる。
ぶんしせん‐エピタキシー【分子線エピタキシー】
高真空下で金属などの材料を蒸発させ、ビーム状の分子線を生成し、基板に照射することで結晶成長を促す手法。真空蒸着の一種。集積回路製作のためのエピタキシャル成長に利用される。分子線エピタクシー。MB...
ぶんし‐そうきょくりゅう【分子双極流】
⇒双極分子流
ぶんし‐そしきか【分子組織化】
分子が自発的に集まって秩序だった構造を生み出す現象。自己組織化の一種で、超分子やミセルのほか、生物の脂質二重層と同様の構造を人工的に作製した合成二分子膜などが知られる。
ぶんし‐たいせき【分子体積】
⇒分子容
ぶんしち【文七】
1 元結などにする、つやのある白い紙。 2 「文七元結」の略。また、それを作る職人。 3 《大坂の侠客(きょうかく)雁金文七の人形に用いられたところから》文楽人形の首(かしら)の一。「絵本太功記...
ぶんしち‐もとゆい【文七元結】
文七1で作った上等な元結。ぶんしちもっとい。 [補説]作品名別項。→文七元結
ぶんしちもとゆい【文七元結】
人情噺(ばなし)。三遊亭円朝作。侠気(おとこぎ)のある左官の長兵衛が、自分の娘を売った金で文七という身投げ男を救う。それが縁で娘は身請けされ、文七と夫婦になり、文七元結を売り出す。歌舞伎にも脚色...