ぶん‐ぶ【文武】
《古くは「ぶんぷ」とも》文事と武事。学問の道と武芸の道。文化的な面と軍事的な面。「—にすぐれる」「—百官」
ぶんぶく‐ちゃがま【文福茶釜/分福茶釜】
《「ぶんぶく」は茶の沸き立つ音を擬して、それに当て字したもの》群馬県館林市の茂林寺に伝わる茶釜。伝説では、守鶴という老僧の愛用していた茶釜が、くんでもくんでも湯がなくならないので不思議がられて...
ぶん‐ぶつ【文物】
文化の産物。学問・芸術・宗教・法律・制度など、文化に関するもの。「奈良時代の—」
ぶんぶにどうまんごくどおし【文武二道万石通】
黄表紙。3冊。朋誠堂喜三二(ほうせいどうきさんじ)作。喜多川行麿画。天明8年(1788)刊。源頼朝が畠山重忠に命じて諸大名を文武二道に分けるという話で、寛政の改革の文武奨励策など実相をとらえ、風...
ぶんぶ‐りょうどう【文武両道】
文事と武事との両方。また、勉学とスポーツの両面。「—にたける」「—に秀(ひい)でる」
ぶん‐ぶん
[副] 1 虫の羽音を表す語。「—(と)飛びまわる蜂」 2 物が繰り返し風を切る音を表す語。「バットを—(と)振り回す」 [名]コガネムシの別名。《季 夏》「—をその来し闇へ投げいなす/梵」