へん‐じ【片時】
《古くは「へんし」》ちょっとの間。わずかな時間。かたとき。「—も心が休まらない」
へん‐じ【辺地】
1 仏語。阿弥陀仏の本願に疑いをいだきながら極楽往生を願った者の生まれる所。極楽浄土の辺界の地。 2 中央から遠く離れた土地。インド・中国から見た日本など。「無比の誓願をおこして、—の異域に侍り...
へん‐じ【返事/返辞】
[名](スル) 1 呼びかけに対して答える言葉。答え。返答。「大きな声で—する」 2 返答の手紙。返信。返書。「諾否の—が届く」 [用法]返事・返答——「速やかに誠意のある返事(返答)を期待する...
へん‐じ【変事】
ふつうでない出来事。思いがけない事件。異変。「—が起こる」
へん‐じ【編次】
[名](スル)順序を追って編集すること。また、編集されたものの順序。「窩蘊(ウオーウン)これを—せしに、十年余を歴(へ)たり」〈中村訳・西国立志編〉
ヘンジ【henge】
環状遺跡。
へん‐じゃ【編者】
《「へんしゃ」とも》書物などを編集する人。編纂(へんさん)者。編集者。「現代詩集の—」
へん‐しゅう【偏執】
[名](スル)《古く「へんじゅう」とも》 1 かたよった考えをかたくなに守って他の意見に耳をかさないこと。へんしつ。「自説に—する」 2 他をねたましく思うこと。「扨(さて)は何者ぞ—を起こし害...
へん‐じゅう【篇什】
《「什」は十で、「詩経」の「雅」と「頌(しょう)」とが十編で1巻としたところから》詩を集めたもの。詩編。
へん‐じゅつ【編述】
[名](スル)文章をつづりまとめること。「文学史を—する」