下手(へた)の長談義(ながだんぎ)
話が下手なくせに、長々と話をすること。また、話の下手な人ほど長話をする傾向があること。
下手(へた)の横好(よこず)き
下手なくせに、その物事をむやみに好み、熱心なこと。
へた‐ば・る
[動ラ五(四)] 1 疲れはてる。へとへとになる。へばる。「走るペースが速すぎて—・る」 2 気力がなくなる。へこたれる。「たった一度の失敗で—・るな」 3 ひれふす。平伏する。「弾丸に向って、...
へた‐へた
[副]力が抜けて立っていられなくなるさま。「—と道端にしゃがみ込む」
へたり‐こ・む
[動マ五(四)]べったり座り込む。また、疲労で立てなくなる。「その場に—・む」
へた・る
[動ラ五(四)] 1 尻をつけてべったり座る。また、尻餅をつく。「床(ゆか)に—・る」 2 へたばる。元気がなくなる。また、疲労で倒れる。「—・って動けなくなる」「日差しが強くて植えたばかりの苗...
へたれ
俗に、弱々しく気力にとぼしいさま。また、そのような人。 [補説]語源については、動詞「へたる」の変形、「屁垂れ」の意など諸説ある。
へ‐だい【平鯛】
タイ科の海水魚。全長約40センチ。体形はマダイに似て、頭部は丸みを帯びる。体色は銀灰色で、うろこに沿って淡黄色の縦帯がある。本州中部以南の沿岸の岩礁にすむ。食用。
へだし【隔し】
《「へだ(隔)ち」の上代東国方言》隔て。仕切り。「水門(みなと)の葦が中なる玉小菅刈り来(こ)我が背子床の—に」〈万・三四四五〉
へだたり【隔たり】
へだたること。また、その度合い。「十年の—」「両方の主張には相当の—がある」