ずんべら‐ぼう【ずんべら坊】
[名・形動] 1 「ずべらぼう1」に同じ。「—な仕事ぶり」 2 「ずべらぼう2」に同じ。「赤ダコの胴体は…—の身体をしていた」〈高見・故旧忘れ得べき〉
あた‐ぼう
[形動]あたりまえ、の意の近世の俗語。「あたりまえだ、べらぼうめ」をつづめて言ったものという。「そりゃあたよ、—と言ふだらうが」〈洒・京伝居士談〉
ぼう【棒】
[音]ボウ(呉) [学習漢字]6年 1 細長い木や金属。「棒術/相棒(あいぼう)・片棒・金棒(かなぼう)・警棒・棍棒(こんぼう)・心棒・打棒・痛棒・鉄棒・綿棒・麺棒(めんぼう)・針小棒大・用心棒...
てやんでえ
[感]《「何を言ってやがるんだ」の意》江戸っ子が、相手の言葉を否定するときにいう語。てやんでい。「—、べらぼうめ」
ふん‐だく・る
[動ラ五(四)] 1 力ずくで奪い取る。強奪する。ひったくる。「財布を—・られる」 2 強引に金を払わせる。「べらぼうな治療代を—・られた」 [可能]ふんだくれる
べらん‐めえ
[感]《「べらぼうめ」の音変化》江戸っ子が相手をののしっていう語。「—、くやしかったらやってみろ」 [名]江戸っ子。「あの男も—に似て居ますね」〈漱石・坊っちゃん〉
かんだ‐はくりゅう【神田伯竜】
講談神田派の名。 (初世)[?〜1850ころ]神田派の祖。師の神田辺羅坊寿観(べらぼうすかん)の名から神田を取り、同門の南鶴が田辺を取って名のったという。 (5世)[1890〜1949]本名...