べん‐ぜつ【弁舌/辯舌】
ものを言うこと。また、ものの言い方。話しぶり。「—をふるう」
べん‐ぜつ【弁説/辨説/辯説】
[名](スル)物事の道理を説き明かすこと。「一々近接なる適例を列挙し、丁寧反復して—せり」〈逍遥・内地雑居未来之夢〉
弁舌(べんぜつ)さわやか
話しぶりがよどみなく、すらすらと快いさま。
ベンゼン【benzene】
最も基本的な芳香族炭化水素。特有の芳香をもつ無色、揮発性の液体。水に溶けにくいが有機溶媒には溶ける。タールの分別蒸留などで得られ、有毒。化学薬品の基礎物質となり、燃料などにも用いられる。分子式C...
ベンゼンアミン【benzenamine】
⇒アニリン
ベンゼン‐かん【ベンゼン環】
ベンゼンなどの芳香族化合物に含まれる、6個の炭素原子からなる正六角形の構造。炭素の六員環。略記法では、炭素および水素原子を省略して示す。ベンゼン核。
ベンゼンスルホン‐さん【ベンゼンスルホン酸】
《benzenesulfonic acid》代表的なスルホン酸。ベンゼンを濃硫酸と熱して得られる無色の結晶。潮解性があり、水・エタノールに溶ける。アルカリと融解するとフェノールが得られる。芳香族...
べん‐そ【弁疏/辯疏】
[名](スル)言いわけをすること。弁解。「自分の事のように心で—した」〈有島・或る女〉
ベンゾイル‐き【ベンゾイル基】
C6H5-CO-で表される1価の基。安息香酸から誘導されるアシル基。
ベンゾイン【benzoin】
C6H5CH(OH)COC6H5の示性式で表される芳香族化合物。無色の柱状結晶。亜鉛を検出する試薬として用いられる。エタノール・アセトンなどに溶けるが、水にはほとんど溶けない。酸化するとベンジル...